南魚沼で料理教室とスキー教室 保育園留学で叶えた雪国の暮らし

新潟県 南魚沼市 金城幼稚園・保育園

4歳

2週間

こんにちは。私たちは神奈川県に住む家族です。2024年1月、私(母)と息子(4歳)の2人で新潟県南魚沼市へ、2週間の保育園留学に行ってきました。保育園留学のことはテレビで知りました。息子を小さい頃からいろんなところに連れて行ってあげたいと考えていましたが、コロナ禍で遠出することが難しく、自然が豊かな地域に行くことが難しい数年でした。そんな時期を経て成長した今だからこそ、普段と違う場所で違う生活を子どもに経験させたい。そう思って留学することを決めました。

地域を選ぶきっかけは、なんと言っても「雪」です。息子はテレビで雪遊びの様子を見て「僕も遊びたい」と言っていました。以前に私が新潟を訪れ、お米のおいしさや雪景色の美しさに驚いたこと、園の活動に「スキー教室」があることが決定打となり南魚沼に決めました。

仕事と経路

私の仕事はリモートワークができる職種ではありません。このため、3ヶ月前ほど前に職場に相談し、休暇の理解を得ることができました。家族も「いい経験になるね」と笑顔で送り出してくれました。

自宅の最寄り駅から東京まで在来線、そこから新幹線で越後湯沢まで行き、在来線で塩沢まで。塩沢からはタクシーでレンタカー会社に向かいました。

雪国暮らしの準備

雪がたくさん降る地域なのでスノーウェアが必要です。園でお下がりを借りることもできるというお話がありましたが、我が家はサイズや耐水性を考えて購入しました。足元はもちろんスノーブーツ。スニーカーは持っていきませんでしたが、どこを見ても雪ばかりなのでブーツだけで特に不便は感じませんでした。

南魚沼では雪が降っていても誰も傘を差しません。雪遊びをしない方でも、大人のアウターは撥水機能のあるものをおすすめします。

はじめて雪の中を運転

もちろん雪国の運転ははじめてのことです。留学を決めたものの、出発前から不安がいっぱいでした。けれど、新潟到着後はタクシーの運転手さんやレンタカー会社の方に運転で注意することをしっかりお聞きしたのでその秘訣をお伝えしますね。

とにかく「急」のつくことはしない!

急ブレーキ、急発進、急カーブ、どれも避けてとにかくゆっくりを心がけて運転しました。おかげで、滞在中は怖い思いをすることなく移動することができました。

園のこと

事前に「にいがたの保育園に行くよ」と声かけしていたこともあり、園に着くまでは楽しみにしていたけれど、初日は緊張もあったのでしょう。到着するとカチコチに固まってしまい、お部屋までは私も一緒に行きました。離れる時は泣いたけど、そのあとは平気で友達と遊んでいたと聞いて拍子抜けしちゃいました。

園での過ごし方は毎日雪遊び!

とにかく雪を楽しみにしていたので、毎日の雪遊びもさまざまです。滑り台を存分に滑り、四角や丸、三角の形づくり、型抜きなど。息子曰く「1時間かけて大きなトンネルを作ったよ」と壮大な遊びを楽しんだようです。

園のみんなとスキー教室を楽しんだ日には「ハの字が5回できたんだよ」とたくさん話してくれました。先生にお聞きすると怖がる様子もなく楽しそうに取り組んでいたそう。「ご飯がおいしい!」と給食にも大満足、登園中は雪を噴き上げながら走る除雪車に大喜びでしたよ。

いつもと違う楽しさ、離れる寂しさ

2週間の滞在はあっという間です。最終日が近づくと「みんなに何かプレゼントしたいな」と息子が言い出しました。みんなと過ごして楽しかったから、相手に喜んでもらいたい!そんな気持ちが芽生えていることに胸が熱くなりました。少しずつ折り紙でメダルを作り、明日が最後だねという夜は「寂しいね」と感情を言葉にしてくれました。

最後の日は息子からお友達と先生の首にメダルをかけて、「バイバイ!」と元気よく別れました。いつもと違う楽しさ、離れる寂しさの両方を経験したカケラが息子の心に残るといいなと思っています。金城幼稚園は担任の先生以外でも息子の名前を覚えて、毎日笑顔で対応してくれるので安心しておまかせすることができました。お迎えに行くと、毎日「金城幼稚園楽しかったー!」と出てくる息子、本当に楽しかったのだと私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

母の時間

私の仕事は休み!こんな機会は滅多にありません。どんな風に過ごそうか?市役所の方に聞いたり、事前に調べておいたカフェや飲食店、魚沼の里を巡り、実は1人でスキー場にも行きました。

お米のおいしさはもちろんですが、米粉のシフォンケーキやクッキーもとてもおいしいのです。さすが米どころですよね。

暮らしのこと

滞在先は地元の工務店が建てたモデルルームでした。洗練されたインテリアで調理器具や食器は十分に揃っており、いつも通りの家事を進めることができました。(※こちらの宿泊施設は2024年2月で保育園留学プログラム対応を終了しております)

私たちは初日にお米と野菜など、地域一押しの食材をいただきました。蕎麦、なめこ、えのきの他、普段はあまり見かけない菜花もおひたしにしたり。自分で選ばないからこそ巡りあえる味わいを楽しみました。息子は帰宅後も「ご飯(お米)おいしかったね」と言うほど、お米もさすがのおいしさでしたよ。

そうそう、新潟のお漬物が子どもにはしょっぱくてその漬物をどうやって食べるか考えて行き当たったのが「きりざい」です。魚沼地方の郷土料理で「きり」は「切る」、「ざい」は野菜の「菜」のこと。作り方は漬け物などの野菜を細かく切って納豆と混ぜ合わせるだけですが、とても手軽なのにおいしく気に入りました。

雪国の暮らしといえば「雪かき」も欠かせません。積雪のある日は毎朝登園前の雪かきが日課で、息子も頑張ってくれました。

冬の南魚沼の過ごし方

例年2メートルを越える積雪量の南魚沼市ですが、除雪車や消雪パイプで除雪されているので日々の暮らしにはほとんど不便はないそうです。雪国の暮らしをより楽しんだ体験やアクティビティ(有料)をお伝えしますね。

しみわたり

雪国ならでは、と言えば「しみわたり」です。これは雪が降って、そのまま凍ってる状態です。不思議なことに雪なのに足を踏み出してもズボッと行かず、道路を歩くような感覚なんです。

寒さが増した頃に出現する2月以降の自然現象と聞いていたので、出会えるとは思っていませんでした。ある朝、市役所の方から「今日はしみわたりができるよ!」と連絡が!幸運なことにしみわたりを自分たちの足で体感することができました。

料理教室

料理教室は南魚沼の野菜でシチュー作りです。最初に先生がおにぎりの絵本を読んでくれたことでググッと息子は引きこまれたようです。

自分で作るんだ!と、雪だるまに見立てたおにぎりを作ったり、少しこわがりながらも先生と一緒に野菜を切ってみたり。

元々お手伝いは好きですが、野菜を鍋に入れたり、混ぜたり、最後には洗い物まで!いつも以上に積極的に料理を楽しみました。

子どもも一緒に楽しめるようにと企画されたレシピは簡単で楽しいことに加え、とても優しい味に仕上がりました。シチューは市販のルーは使わず、米粉と豆乳、お味噌で作っています。

雪国ならではのレシピ、ということで雪室野菜がメイン食材です。「雪室(ゆきむろ)」とは、雪の冷気を活かして食材を保存する、天然の冷蔵庫。低温で長期間貯蔵することで野菜の甘味や旨味が凝縮されています。雪室の人参もジャガイモも地元のスーパーで出会ったことのない甘さに驚き、これは家でもやってみようとしっかりレシピをメモしました。

スキー教室

息子にスキー経験はなく、1回目は園のスキー教室、2回目はムイカスノーリゾートのスキー教室に参加しました。心配もあり気になりながらも私はゲレンデ下から見守りました。

1時間ほどのプライベートレッスンは、きめ細やかに見ていただいたおかげで滑ることの楽しさに加え、こけるのも楽しい!と終始笑いっぱなし!ハの字もじっくり時間をかけて基礎を学べるのもプライベートレッスンならではですね。

おそるおそるスノーエスカレーターに乗っていたはずが、気づくとリフトに乗るまでに!

園のみんなとスキー教室を体験したこともあるのでしょうか…思っていた以上にすぐに慣れて楽しむ様子がとても心強かったです。

ムイカスノーリゾートは滞在地域から約9kmと車で行き来しやすい距離感なので、気軽に楽しめそうです。

あの景色をまた見たい

2週間の滞在を通じて記憶に残っているシーンは青空に映える雪山の景色です。

いつも山が目に飛び込んでくる環境は新鮮でしたね。特に晴れてる日の山がかっこよくて送迎で道路を走っているだけで心が高鳴りました。

2週間という期間を「旅行」ではなく「暮らした」ことで私も息子も南魚沼が大好きな地域になりました。あの人に会いたい!景色をまた見たい!雪が残っている間に3月、またスキーに行く計画を立てています。首都圏からは電車でのアクセスが容易だということも来てみて分かったからこそ、雪だけじゃない!新緑の時期にも訪れたいねと息子と話しています。







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