子どもと向き合いながら、会社の研修合宿。 母子ともに充実した挑戦になりました。

鹿児島県 錦江町 法輪保育園

6歳

1週間

はじめまして。私は、おそらくみなさんとはちょっと違った形で保育園留学に参加しました。始まりは、新しく立ち上げた自分の会社のメンバーとの合宿の計画から。メンバーはそれぞれ別々の地域に住んでおり、普段はオンラインでのやりとりが中心なので、一度みんなで集まって過ごす時間を持ちたいと考えていました。せっかくなら6歳の息子も一緒に連れて行きたいと思っていたところ、保育園留学というサービスを見つけたのです。

息子を合宿へ連れて行っても、1週間も大人たちが仕事をしている横にいるだけでは飽きるかもしれません。だけど日中の仕事に集中している時間に息子は保育園留学に参加して新しい体験ができるのなら、私にとっても息子にとってもとてもいい環境だと思い、会社の合宿と保育園留学を掛け合わせて参加することを決めました。

滞在先は自然豊かであえて不便さを楽しんでみようと、錦江町を選びました。まずは全員で鹿児島空港に集まり、そこからレンタカーを借りて錦江町へ。大人6人と息子という大所帯での滞在でしたが、保育園留学も合宿も満喫することができました!

保育園のこと

留学先の法輪保育園の人数は、10名ほど。先生方はみんな優しく、とてもおおらかでゆったりとした雰囲気を感じました。私の住んでいる兵庫はみんな話すスピードがすごく早いんです。だけど先生に限らず、錦江町の人は話すのがゆっくり。早く早くと急かされるようなことは一切なく、のんびりと優しい空気感で迎えていただいたことは、とても印象的でしたね。

息子は人見知りをしない性格で初日から積極的に溶け込み、楽しそうに過ごしていました。普段はあまり園での様子を教えてくれることのない息子ですが、「海へ写真を取りに行ったよ」「クリスマス会楽しかったよ」「レゴブロックで遊んだよ」と楽しそうに話してくれました。

息子が普段通っている保育園はインターナショナルスクールでとても小規模なところです。なので、園庭のある保育園ははじめてで、喜んでいました。先生と日本語でコミュニケーションをとること自体、息子にとっては新鮮だったようで、毎日保育園から帰ってくると「日本語だったよ!」と話していましたね。自分の通っているインターナショナルスクールは普通の保育園とはちょっと違うんだということにはじめて気がついたようで、少し世界が広がったのではないでしょうか。

宿のこと

宿泊施設は「かたす住宅城元」です。3LDKの広々とした一軒家で、家のすぐ近くには海が広がっていて感動しました。家の中は清潔にされていて、水回りもピカピカ。ただとても寒い時期でしたので、初日に全てのエアコンをつけてブレーカーを落としてしまって。それ以降は一度に全部を使わないように工夫しつつ暖をとりました。一度部屋が暖まれば寒くなることはなかったですし、エアコンによる乾燥対策で加湿器を持参していたので、快適に過ごすことができました。

Wi-Fiも完備していますが、大人数の利用には少し電波が弱いかもしれません。私たちは主にコワーキングスペースで仕事をしたのでそれほど気にはなりませんでした。

みんなで分担して料理や掃除をすることで、毎日スムーズに過ごすことができました。普段はバラバラの地域に住んでいるので一緒に作業できることが楽しくて、息子が寝てからもみんなでワイワイしながら作業していました。寝る時は男女で分かれて川の字になって寝ていて、お泊まり会のようでとても楽しかったです。


暮らしのこと

宿泊施設からコワーキングスペースまでは車で7分ほどの距離。レンタカーは一台でしたが、コワーキングスペースに着いてしまえば徒歩圏内にコンビニもあり、何の不自由もありませんでした。

コワーキングスペースは想像以上の設備の充実ぶりに驚きました。仕事を効率よく進めるためのテーブルや長時間座っても快適な昇降式の椅子、PC作業に適した照明、そして心地よい温度の空調が完備されており、木漏れ日が差し込む明るさもちょうど良かったです。

建物は廃校を利用していて、屋外のスペースや、リラックスできるクッションが置いてある部屋もあったりと、校内をぐるぐると探検することも面白かったです。今回はほぼ私たちの貸し切りでしたが、仮に他の利用者がいても仕事に支障はなさそうです。

コワーキングスペースのスタッフの方々には大変お世話になりました。中にはとてもユニークな方もいて、地域の面白い話題やコワーキングスペースについての情報など錦江町に関することをたくさん教えてくださいました。その方のお陰で錦江町の滞在がより楽しいものになったのは間違いありません。またコーヒーや錦江町の名物も差し入れいただいたりと、とても気にかけてくださいました。

ほとんどの方が私たちが保育園留学を利用して錦江町にきていることを知っているようで、街全体が歓迎ムードなんです。お話して感じたことは、錦江町の方は錦江町のことを好きな人が多いということ。「あそこに行くといいよ」といいところを皆さんが教えてくださったのがとても印象的でした。今回は忙しくて行けなかった場所もたくさんありますので、次回の訪問が今から楽しみです。


宿泊施設の近くには「タイヨー大根占店」というスーパーがあり、同じ敷地内には「鹿児島おかえり市場コラボステーション本店」というお弁当屋さんもあります。朝晩は自炊、昼はお弁当で、地元のレストランで外食を楽しむこともありました。地元のおばあちゃんが切り盛りしているレストラン「越川」は、私たちのお気に入りですね。鹿児島の郷土料理であるキビナゴのフライは美味しかったです。

滞在は1週間でしたが、近くの海に行ったり、桜島が見える場所までドライブに出かけたり、初日には鹿児島空港から錦江町までの道のりで立ち寄った「黒酢の郷 桷志田」で美味しいご飯と素晴らしい海の眺めを楽しむこともできました。


保育園留学×研修合宿で親子ともに充実した時間を

息子はいつもと違う家で過ごすことも楽しそうでしたが、やはり保育園留学の体験は特別なものだったようです。息子は兵庫に帰ってからもしばらくは「鹿児島の保育園にはもう行かないの?」「(仲良しになった)お友だちに会いたい」と言うほど法輪保育園が気に入ったようです。

合宿に参加した他のメンバーも、みんな一様に楽しかったと言っています。朝から晩まで集中して仕事ができたので、充実度はとても高いものでした。錦江町法輪保育園のエリアは自然豊かで、言ってしまえば普段住んでいる地域よりは飲食店も少ないし不便に感じる部分もあります。でもそのおかげで合宿に集中できましたし、親子のみならずチームメンバー全員で工夫を楽しむことにもつながりました。より集中できる環境へ身を置けるので、都会で合宿するのとは違う良さがありました。

息子もみんなと寝泊まりしてとても楽しそうでしたし、今回、思い切ってこのような利用をさせていただいて本当によかったです。今後も他の社員が子どもを連れてきたい場合には、ぜひまた利用したいですね。私の息子はもうすぐ小学生になるので保育園留学の利用は難しいですが、今度は夏休みなどの長期休暇に合わせて錦江町に戻りたいと思っているところです。それほどまでに錦江町は素晴らしいまちでした。


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