地域の方や自然と親しむことで、子どもたちの感情の幅の広がりを体感することができました。

静岡県 御殿場市 高嶺の森のこども園

5歳・2歳

1週間

こんにちは。私は普段、千葉県の浦安市で暮らしています。今回家族4人で静岡県の御殿場市「高嶺の森のこども園」に留学して来ました。御殿場を選んだ理由は、子どもたちに近場で自然体験をさせたいという思いがあったからです。

御殿場市は妻も私も以前訪れたことがあり、にぎやかなまちのイメージがありましたが、自然が豊かで利便性が良くバランスが取れているということで決めました。

保育園のこと

子どもにとっては住む場所も学ぶ環境もガラッと変わるので、はじめは心配でしたが、園の環境が子どもたちを自然に馴染ませてくれました。

園と道を隔ててすぐのところに(※)ヤギや、ラブラドールレトリーバーがいてふれあえたり、動物に親しみながら生活することができます。森の中を探索する活動も多く、「冒険してきたよ!」と興奮した様子で集めた木々をたくさん見せてくれたことがあったのですが、冒険という言葉が出てきたことが驚きでした。

普段通っている園は都市にある大規模園なので、中の様子を見ることはあまりないのですが、こちらの園はオープンな環境でいつでも子どもたちの様子を見られます。現地のお友だちの影響で、今まで触ることのなかった虫や動植物も自然と触れるようになっていたり、特に息子は今まで犬を触るのも恐る恐るでしたが、今回の留学でなんでもまず触ってみようとするようになりました。

先生方は日誌を通して子どもたちの様子を詳しく伝えてくれ、園での生活がよくわかりました。ひとりひとりとじっくり向き合ってくれているなと感じる場面が多く、例えば、娘が花を植えたいと言うと、一緒に花を植える時間をとってくれていたり、対応が素晴らしかったです。普段はさっぱりとしていてあまり感情を人前で出さない性格の娘が、最終日に、寂しいような、見せたことのないような表情をしていて、子どもたちの感情が豊かになっていくのを感じました。

(※)ご宿泊いただく「高嶺の森のコテージ」にヤギとラブラドールレトリーバーがいます。

宿泊施設のこと

宿泊先は子どもたちが通う園の近くの「高嶺の森のコテージ」です。コンセプトは「こころが丸くなるような空間」がコンセプト。すぐそばに流れる川に蛍がいて、子どもたちと、夜お風呂場から電気を消したら見えるんじゃないかな?と話し、実際に蛍を見ながらみんなでお風呂に入ったり!蛍を見るのもはじめてだったのでとても感動していましたね。

食事は、朝と晩はコテージのキッチンで調理し、昼は夫婦で御殿場の人気店にランチに出かけたりと、息抜きをしながら生活を楽しめました。食材は初日に農園体験で収穫したものを調理したり、地のソーセージやビールなど、御殿場づくしの食材でその土地の味を楽しめ、調達に困ることはありませんでしたね。

コテージを管理してくださっているお姉さんがいらっしゃるのですが、ラブラドールレトリーバーを連れてきてくれたり、キャンプファイヤーで花火をしてマシュマロを食べたりと子どもたちの興味を素敵に引き出してくれるんです。最終日にもうお姉さんと会えなくなると思うと寂しかったようで、娘が手紙を書いて渡していて、コテージのお姉さんとの出会いも今回の留学で大切な出会いの経験になっているんだなと感じました。

施設の周りの道は整備されていて、運転が得意な方ではない妻でも困ることはなく大変便利でした。一点、施設に洗濯機がなかったところは、少し不便さを感じるかもしれません。

暮らしのこと

 休日のアクティビティで隠れ水路の水を飲みに行ったことがあるんです。山奥の水路に向かうとき、子どもと一緒に自分自身もわくわくどきどき。 正直、普段の生活の中では子どもに合わせていることが多かったので、 おとなも一緒にどきどきするようなことをもっと探すべきだと気づかされました。自然と共存しておとなが気軽に楽しめる便利な場所もたくさんあり、休日や子どもたちが園に通っている間に休暇を取って夫婦でゴルフを楽しむこともできます。帰る前の日に宿泊先のコテージでBBQを体験したのですが、気軽に楽しめて良かったです。テントで寝るのはハードルが高く、グランピングならできるなという感じのご家族の方は、アウトドアを気軽に体験するのにちょうどよいバランスだと思います。

環境を大きく変えた暮らしをすることで、自分たちの子育てを振り返る大変良い時間になったと感じています。子どもたちにどのような体験が必要かに気づくことができたし、同時に利便性も含めて自分たちで作れている環境の評価もできました。 夫婦で子育てについて話し、自分たちの住んでいる場所以外でこんなことをしたいというような選択肢が増えています。

リアルに“ふれあう”ことではじめての“感情”に出会ったのは子どもたちだけではなく、親も同じだった。

近場で自然体験をさせたいという想いで決めた今回の留学。実際に地域の方や自然と親しむことで子どもたちの感情の幅が広がったのを親も一緒に体感することができました。また、子どもたちの学びだと思っていたことが自分自身の気づきにつながったり、夫婦での学びの時間になったりと有意義に過ごせたと感じています。1週間という期間もほどよく、御殿場に故郷のような愛着も芽生えました。もし今、御殿場のために何か協力してくださいと言われれば自分も子どもたちも出来る範囲でアクションをすると思います。これは旅行ではなく家族で留学したからこその価値ではないでしょうか。第二、第三の故郷のような場所ができる留学は家族にとっても本当に特別なものになると思うし、御殿場だけでなく、他の留学先にも興味が湧いてきていて、控えめに言って“最高”の留学になりました。

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