5歳
1週間
私たちは福岡県に住む3人家族です。2026年2月、岐阜県飛騨市にある「増島保育園」で、私と娘の2人で初めての保育園留学を体験してきました。
保育園留学を初めて知ったのは、ママ友からの紹介でした。そのママ友はすでにリピーターで、「絶対に行った方がいいよ」とずっと勧めてくれていました。けれど、日程やタイミングがなかなか合わず、気づけば娘は年長さんに。ずっと気になりながらも申し込めないまま時間が過ぎていました。
普段娘が通っているのは、中洲に近い都会の保育園。園庭は小さく、外遊びの時間はあまり多くありません。だからこそ、自然に触れながら、新しい場所で新しい友達と出会い、たくさんの体験をして世界を広げてほしいと思い、今回思い切って参加することにしました。
留学先に選んだのは、飛騨市にある「増島保育園」。私自身が運転できないため園バスを利用できることが大きな決め手でした。また、飛騨の美しい景色を娘に見せてあげたい、そして私自身も見たいと思ったことも理由のひとつです。
福岡から飛行機で名古屋へ向かい、まずは高山で前泊。そして翌日、飛騨市へ。「娘に雪遊びをさせてあげたい」という期待も抱きながら、私たちにとって初めての保育園留学がいよいよ始まりました。

登園初日は、私も園を見る事ができ園長先生が園内を案内してくださいました。その間に娘はすぐに園の雰囲気に馴染んでいったようでした。
綺麗に整えられた園庭や園舎もとても印象的で、何より園長先生がとても素敵な方で園児を第一に考える想いも聞く事ができ安心感がありました。初めての場所でしたが、不思議と緊張よりも「ここなら大丈夫」という気持ちが自然と湧いてきたのを覚えています。

園の室内遊びでは、制作コーナーが特に楽しかったようです。娘は夢中になってマラカスをいくつも作り、最終的には持ち帰りきれず宅急便で送ることになったほどでした。
園ではすぐに仲の良いお友達もでき、一緒に美容室ごっこのような遊びをしたり、とにかく毎日楽しそうに過ごしていました。園での様子はアプリで共有してもらえたので、親としても安心して預けることができました。
特に印象に残っているのは、先生方の雰囲気です。増島保育園の先生方はみなさんいつもニコニコしていて、とても優しくあたたかい雰囲気でした。

こどもたちがけん玉をして遊んでいる姿も印象的で、在園児のこどもたちもみんな楽しそうに笑顔で過ごしていました。
最終日に園からもらったお手紙は、帰宅後も娘がとても大事にしていて、なんとその手紙と一緒に寝むるほど。娘にとっても、本当に特別な時間だったのだと感じました。

最終日が近づくにつれて、娘は担当の先生との別れがとにかく寂しかったようでした。帰る日には名残惜しさがあふれ、なんと先生の手を引いて「一緒に宿に来てほしい」と連れて帰ろうとする場面も。
帰って来てパパに電話をかけ、「先生がお家に泊まりに来ても良いか」と本気で話していたほど、娘にとって先生の存在は大きなものになっていました。いつもニコニコと優しく寄り添ってくれた先生のことが、本当に大好きになったのだと感じた瞬間でした。
わずかな期間でしたが、娘にとって先生やお友だちとの出会いはとても特別なものだったのだと思います。
今回、滞在中にお世話になったのは一棟貸しの「弍之町ヤード」さんです。部屋は綺麗で、蔵を改装した情緒があり、毎日ゆったりとした気分でリラックスすることができました。

部屋には子供の為に新品の塗り絵やキャラクター入りのバスボムも用意されていて、そんな細やかな心遣いもとても嬉しかったです。
食事は自炊もしました。直売所「そやな」で野菜を購入し、朝ごはんや夜ごはんを作りました。日持ちする乾物なども売っていて便利で、調理もしやすく、滞在中困ることはありませんでした。


買い物は、徒歩数分の場所にある「吉田屋」さんを利用しました。フルーツやお惣菜も揃っていて、遠くまで行かなくても十分買い物ができてとても助かりました。
飛騨古川での滞在は、人のあたたかさがとても印象的でした。
例えば「なごみ亭」で食事をしたとき、保育園留学で来たと話すと、地図を広げながらおすすめの場所やスポットをたくさん教えてくれました。どのお店でも、地域の方がとても親切で、いろいろな場所を紹介してくれるのが嬉しかったです。
本光寺では住職さんがとても優しく、お寺の中を見せてくださり、いろいろなお話をしてくださいました。
また、地域での体験もとても充実していました。
園のバス停の前の「さくら物産館」では、和ろうそくの絵付け体験や組紐体験をしました。とても楽しくて、いろいろな体験が出来るので定休日以外毎日訪れました。招き猫の絵付け体験も印象に残っています。

「手織り由布衣工房」では、昔ながらの手織り体験にも挑戦。自分で作ったランチョンマットに娘もとても喜んでいました。

さらに「飛騨まつり会館」では、祭りの様子を大画面で観たり桃太郎のからくり人形を動かしたりといろいろな体験をしました。館内のスタッフの方もとても親切で、こどもにも優しく接してくださったのが印象的でした。会館の近くの広場には、やぐらの上に太鼓が有り誰でも太鼓が叩けるのでそれもチャレンジしました。

1週間滞在することで町に愛着が湧き、観光地としての魅力だけでなく、暮らしのように過ごす楽しさを感じることができました。町並みはとても綺麗で、人も優しく、体験できることもたくさんあります。
観光案内所でいただいたマップには、今回訪れた場所を自分で書き込んでいます。次は季節を変えて、この地図を片手にまた訪れたいと思っています。
保育園留学は、子どもにとっても親にとっても、とても特別な体験でした。普段とは違う環境で過ごすことで、子どもが楽しそうに新しいことに挑戦する姿を見ることができ、親としても本当に嬉しく感じました。
福岡に戻ってからも、飛騨での出来事を友達に誇らしげに話す娘の姿を見て、この一週間で娘に新しい世界を見せてあげられたのだと改めて実感しました。
そして何より、「もっと早く体験させてあげたかった」と思うほど、満足度の高い時間になりました。少しでも興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。
滞在中に訪れたお店の中で、特におすすめしたいお店を紹介します。
お刺身がとても美味しく、子供にもとても優しく接してくれました。お店の雰囲気もあたたかく、心までほっとする時間を過ごせました。
ワッフルがとにかく絶品。お土産でもたくさん買ってしまうほどでした。帰ってからもまた食べたくなり、オンラインで注文しようと思っています。
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