福岡県八女市 本分保育園
3歳
1週間
私たちは埼玉県に住む3人家族です。3歳の息子と一緒に2025年9月、福岡県八女市で2回目となる保育園留学を体験してきました。
SNSの広告で保育園留学を知り、他県の保育園での生活や、自然の中で思いきり遊べる体験に魅力を感じました。ただ、夫婦共にリモートワークが難しく、長期休暇も取りにくいため、日程を決めるまでに2〜3か月悩みました。
関東の酷暑を乗り越えた頃、「夏の終わりに自然豊かな場所で過ごしたい」という気持ちが高まり、このタイミングで参加を決意。
候補は日程的に限られていましたが、せっかくなら飛行機でしか行けないような自然豊かな場所へ行きたいと考え、今回の福岡県八女市を選びました。
飛行機で福岡空港へ向かい、その後レンタカーで宿まで1時間ほど。家族での新しい挑戦がスタートしました。

普段と異なる環境から、前回の保育園留学では「どうしても保育園に行きたくない」という日があったので、今回の保育園は楽しく過ごせるのか少し不安がありました。
登園初日は夫と二人で送り、最初は先生や子どもたちを見て尻込みして離れませんでしたが、広い園庭と見慣れない遊具に心を奪われ、そのまま園庭へ飛び出して行く姿に親としてはホッとしたことを覚えています。

室内では絵本を読んだりブロックで遊んだり、外では雨の合間を縫って毎日のように泥遊び。少し離れた場所へのお散歩も楽しんだようです。
園での様子に関しては、園から連絡帳を準備していただき、毎日ていねいに様子を記載してもらえたのも安心材料となりました。
最終日まで一度も嫌がらずに通うことができ、園長先生に園内を案内してもらった際も、お友達と仲良く話す姿が印象的でした。
特に広いお庭での泥遊びは、1番のお気に入り。相当楽しかったようで、帰宅後も祖父母や普段の園のお友達に「泥遊びしたんだよ」と誇らしげに話しているそうです。


今回の宿泊先は、古民家の「泊まれる山小屋ヤマベリングラボ」。木の香りがふわっと漂う広々とした室内はとても落ち着く雰囲気で、息子も思いきり走り回って楽しんでいました。
初日こそ、慣れない天井の高さや床のきしみ、ガラス戸の利用方法に少し戸惑ったものの、すぐに慣れて快適な滞在となりました。
出発前に気になっていた「生活用品はどれくらい揃っているのか?」という不安も、実際に到着してみるとすぐに解消。調理器具や調味料、洗剤など必要なものはひと通り揃っていて、自炊も問題なくできました。結果的に 7割ほどは自炊中心の暮らしに。
近くのスーパーや道の駅、商店街で買った地元野菜を使って料理したり、保育園で地域の方から差し入れられた栗やインゲン豆を園長先生がお裾分けしてくださったりと、食卓には自然と“八女らしい恵み”が並びました。


宿の方とはLINEで気軽に連絡が取れるため、困ったときもすぐに相談できて安心。
古民家ならではのあたたかい雰囲気と、必要なものがそろっている暮らしやすさが両立した、とても快適な滞在となりました。
滞在中は夫婦で市内散策を楽しみ、古い街並みの中心街で美味しいお茶やかまぼこを見つけたり、ドライブで温泉に出かけたりと充実した時間を過ごしました。

地域の方とのふれあいも温かく、近くの醤油屋さんでは試飲をさせてもらい、こぢんまりとした図書館ではボランティアの方が息子に絵本を読んでくださるなど、自然な交流が心に残りました。

また、八女市中心部にある 「うどん つるや本店」 のごぼう天うどんがとても美味しく、1週間の滞在中に2回も訪れるほどお気に入りに。普段は野菜が苦手な息子がごぼう天を食べていたのも印象的でした。

中心街の趣ある街並み、黒木地域の商店街、そして八女中央大茶園から眺める美しい景色……。どれも忘れがたい魅力で、また別の季節にもぜひ訪れたいと感じています。

私は都内で生まれ育ちましたが、私が子供の頃よりも暑さや安全性の観点から子どもが遊び回れる場所が限られてしまい、遊び盛りの息子には屈窮な思いをさせているんじゃないか、といつも感じていました。
保育園留学では別の地域で広い園庭や公園、自然の中、子どもをのびのび遊ばせてあげることができました。
私自身も都会での生活に閉塞感を感じていましたが、八女の山々や広い空を見上げて、カラダの全部の緊張がほぐれたような感覚になりました。
子どもを広々とした場所で遊ばせてあげたい方、都会での生活に疲れた方に保育園留学はおすすめです。
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