大自然で思い切り遊び、午後は紋別観光。母子で満喫した夏の保育園留学 

北海道紋別市 紋別大谷せせらぎこども園

4歳

1週間

私たちは埼玉県に住む4人家族です。初めてとなる保育園留学を紋別市「紋別大谷せせらぎこども園」で母子で体験してきました。

参加のきっかけ

保育園留学を知ったきっかけはSNSでした。初めて知ったときから「これは我が家にぴったり」と思い、すぐに情報収集を始めました。

行く時期は、こどもの園の夏休みに合わせて、いくつかの候補を検討しながら1〜2週間ほどで決めました。

紋別を選んだ一番の理由は「涼しそうだったから」です。首都圏は夏がとても暑く、公園にもなかなか行けないので、せっかくの夏休みだからこそ、涼しい場所で思いっきり外遊びを楽しんでほしいと思いました。

また、今回は私一人でこどもを連れて行く予定だったので、アクセスの良さも決め手でした。空港から宿泊先までは車で10分ほど、保育園までは3分ほど。実際に行ってみると、羽田から想像以上に近くて驚きました。

今回の保育園留学では、「大自然の中で思いっきり遊ぶ」「自分のしたいことを自分で選ぶ」「遊び方を自分で考える」という経験をしてほしいと思っていました。

普段の園は、体操や水泳、英語などさまざまなプログラムが充実している一方で、予定が多く、自由に遊ぶ時間は限られています。だからこそ、普段とは違う環境で、自然の中で思いっきり遊び、自分で考えて過ごす時間を経験してほしい。紋別は、そんな我が家の希望にぴったりの場所でした。

初日の様子

出発前、私自身は新しい環境に飛び込むことが好きな性格なので、不安よりもワクワクの方が大きかったです。

一方で心配だったのは、こどものことです。

娘はママっ子で慎重な性格なので、ちゃんと毎日保育園に通えるのかが心配でした。本人も北海道への旅行自体は楽しみにしていたものの、「北海道の保育園は、絶対行かない!!」と言っていました。

ところが、登園初日。

朝は「保育園行きたくない!」と言っていたのに、園に着くと、興味の方が勝ったのか、靴を脱いで自分からスタスタと中に入っていきました。

その姿を見て、私も驚きました。

園長先生と少しお話しして、園の説明をしていただき、荷物を置いたあとは、なんと「ママ、ばいばい」と手を振ってきたので、こちらの方が拍子抜けしてしまいました。

園のすぐ裏手には、広大な敷地の自然豊かな公園があります。初日はそこへお散歩に行き、シャボン玉遊びなどを楽しんだそうです。

在園児の皆さんはお昼ご飯のあとにお昼寝の時間でしたが、娘は普段の園でもお昼寝をしていません。午後は紋別市内の観光や公園巡りもしたかったので、14時にお迎えに行きました。

すると、その間はなんと先生が1対1で相手をしてくださっていたそうです。塗り絵をしたり、先生に普段習っている新体操の技を教えてあげたりしていたそうで(笑)、思わず笑ってしまいました。

お迎えに行くと、娘は満面の笑みで部屋から出てきました。

その表情を見て、「充実した1日を過ごしたんだな」と伝わってきて、とても嬉しかったです。

園のこと

園では、色々なおもちゃで自由に遊んでいたようです。

少人数の園で、幼児さんの数も少なく、さらに夏休み期間でお休みの子も多い状況でしたが、娘は年長さんの女の子とすっかり仲良くなり、毎日その子と遊んでいたようです。

2歳以下の小さな子が多かったので、小さな子の面倒を見たり、遊んであげたりもしていたそうです。親としては、そんな姿を見られたことも嬉しかったですね。

外遊びでは、天気の良い日が多かったこともあり、園の裏にある広大な公園の噴水エリアでビチョビチョになって遊んだり、園の入口にビニールプールを出して水遊びをさせてもらったりしました。

特に印象に残っているのが、園バスに乗せていただいたことです。

こどもと同じ年ごろの幼児さんが少ないからということで、もっと人数の多い本園の方へ、全員を園バスに乗せて連れていってくださいました。

事前に「園バスにも乗ってみたい」と話していたこともあり、色々とご配慮いただいて本当にありがたかったです。娘も「アンパンマンのバスに乗った!」と嬉しそうに話していました。本園では、大勢のお友達と一緒に水遊びを楽しんできたようです。

園での様子は、連絡帳やアプリではなく、毎日口頭で、その日の様子を丁寧に教えていただきました。

普段の園では、先生方もたくさんの園児を見ていて忙しそうなので、先生とゆっくりお話しする機会はあまりありません。こちらでは先生方とたくさんお話しできたことも嬉しかったです。

最終日は、ちょうど七夕のイベントがある日でした。北海道では8月に七夕を行うようでお制作で作った七夕飾りと短冊を飾り、皆で七夕のゲームなどを行ったそうです。

また、仏教の保育園で、毎朝お祈りの時間があります。娘はそのお当番もやってみたかったようで、朝、そのことを先生に伝えると、仲良くなったお友達と一緒にその日のお当番に任命してくださったそうです。

皆の前でお仏壇の扉を開け、お祈りの言葉を言ったそうで、本人もとても喜んでいました。

帰るときには、先生が1週間の写真を切り貼りしたカードを作って渡してくださいました。とても良い記念の品になりました。

そして最後まで、娘はいつも通りニコニコ笑顔で「さようなら!」と先生たちに別れを告げていました。

宿のこと

今回は、一棟貸し宿の落石地区住宅にお世話になりました。

下の子が0歳児だったので、ベビーチェアやこども用の食器なども新たに用意してくださっていたのが、とてもありがたかったです。

調理については、毎日園に白いご飯を持っていく必要があったので、お米は家から6合持っていき、炊飯器で炊いていました。

一方で、食事はスーパーでお惣菜を買って食べることが多かったため、自炊はほぼしていません。食器や調理器具などは一通り揃っていたので、調理をする場合も問題なくできると思います。

トースターや電子レンジなどの家電、フライパンなどの調理器具・食器は、新しくて綺麗なものが多く、気持ちよく使うことができました。

滞在中は市役所の方が最初と最後の鍵の受け渡しに来てくださいました。また、困ったことがあったときにはすぐに駆け付けてくださり、とても心強かったです。

宿での暮らしのことや地元のお店のことなど、色々なことを教えていただき、すっかり仲良くなってしまいました。

地域のこと

紋別は、なんといっても海鮮の町!

ランチでは地元の美味しいお店を調べて、海鮮丼やカニチャーハンなど、毎日、オホーツク海の海の恵みを一人で堪能していました。

お気に入りのお店のひとつが「海鮮食堂よってけまるとみ」。本当においしく、いつも混雑していますが回転もよく、平日の昼ならスムーズに入れます。

「紋別漁師食堂」も美味しい海鮮がいただけます。加工品の物販も行っていて、冷凍のシューマイやグラタンにはカニやホタテがたくさん入っていて感動しました。

「まりーさんの木」は、雰囲気の良い地元で人気の喫茶店で、カニチャーハンが絶品でした。

買い物は4回ほど。園と家の間にスーパー、ドラッグストア、100均が集約された場所があり、さっと寄ることができてとても便利でした。

また、紋別では地域の方との交流も印象に残っています。

漁師食堂の店員さんやレンタカー会社の方に地元の色々な情報を教えていただいたり、喫茶店のお客さんや店員さんが下の子をすごく可愛がってあやしてくれたり。温かくて気さくな方が多いと感じました。

宿のお隣に住んでいる方も、外に出たときに向こうから挨拶してくださいました。初日にこちらから挨拶に伺っておけば良かったかもしれません。

登園後は毎日早めにお迎えに行き、流氷公園、オホーツクタワー、とっかりセンター、流氷科学センター、市民プール、スカイタワー、紋別公園など、毎日色々なところを訪問しました。

紋別市はこどもが遊べる場所が本当に充実していて、退屈することはありませんでした。

コンパクトな街なので、どこに行くにも車で10分以内。午後からでも十分に満喫できるのが良かったです。

金曜日には夫も合流し、留学後は4泊して、山の方にある紋別市周辺の村を旅行しました。こちらもとても楽しい思い出になりました。ちなみに、お隣の雄武町や西興部村では、「オホーツク紋別空港利用促進助成事業」を行っており、道外からの旅行者もお得に旅ができました(令和8年8月現在)。

今回は参加できませんでしたが、海洋公園からはホエールウォッチングの船も出ていて、冬には流氷クルーズなども楽しめます。

さいごに

今回の保育園留学を通して、娘の新しい一面を見ることができました。

園では初日からお友達ができていましたが、留学期間中に訪れた公園などでも、出会った子とすぐに仲良くなって遊んでいたことが印象に残っています。

そして、保育園留学から帰ってからも、公園やマンションで出会った知らないお友達とよく遊ぶようになりました。

お友達と話すときは、家族と話すときとは少し声のトーンが違っていて、少し高めの、優しく気遣いのある声になります。

そんな姿を見たのは初めてで、「こんな一面もあったんだ」と、親として嬉しくなりました。

紋別そのものも、すっかり好きになりました。

アクセスの良さ、こどもが遊べる場所の多さ、海も山もある綺麗な景色、美味しい海鮮…

本当に行って良かったと思います。大満足の旅になりました。

紋別は「北の果てで遠いのでは」と思うかもしれませんが、実はとても近いです。暮らしやすいし、観光もできるので、実はすごく穴場だと思います(笑)。

こどもの成長につながったと思いますし、大人にとっても、とても充実した楽しい日々を過ごすことができました。

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