「森あそびが大好きに」。1歳連れでも実現できた保育園留学

北海道 浦河町 浦河フレンド森のようちえん

4歳、1歳

1週間

家族と仕事のこと

2024年9月、私(母)、夫、娘(4才)、娘(1才)の親子4人で、北海道浦河町へ1週間の保育園留学に行ってきました。

ニュース番組で保育園留学の特集をはじめて見た時に、自然豊かな地域で子どもが新しい環境に触れ、親も地域とのつながりを深められる、こんな体験ができるなんて、本当に面白そうだと思い、気がつけば体験談を読み漁っていました。とはいえ、夫の仕事の調整と1歳になったばかりの二女も連れていくこと、子どもたちの体調管理についても不安はありました。

留学先や期間については、プランナーの方に相談をしながら1ヶ月ほどかけて決めました。以前、夫婦で訪れた北海道の大自然が忘れられず、子どもたちにも体験させたいと思っていたので、季節は外遊びが楽しめる夏、そして夫の仕事の調整ができそうな期間を選びました。また宿から病院が近くにあることも考慮し、今年度の予約開始後すぐに申し込みました。


保育園のこと

留学初日、ワクワクと不安が入り混じった気持ちで家族そろって園に向かいました。娘もかなり緊張していたようで、顔がこわばり、行きたいけれど、ママと離れるのは寂しいという思いと葛藤していたようでしたが、先生方がうまく声かけをしてくださり、園舎内へ入っていきました。心配してお迎えにいくと「この幼稚園にずっと通いたい!」と大はしゃぎで、びっくり!娘の成長を嬉しく感じました。

園舎の中は仕切りがなく、大きな1つの空間になっています。室内に大きなトランポリンがあり、子どもたちに人気のようでした。ちょうど、相撲大会の練習がおこなわれており、娘にはとても新鮮だったようで、保育園留学を終え、自宅に戻ってからもしばらく練習をするくらい楽しい経験だったようです。

森の幼稚園の園庭は原っぱになっており、園舎の裏には大きな森が広がっています。親の私たちも森に案内してもらいましたが、幼稚園から森へと繋がる橋を渡るだけで、ワクワクしました。娘は森の探検が一番のお気に入りだったようです。斜面を登り、土や葉、虫に触れたり、ハンモックに乗ったりと、子どもたちが思い思いに過ごしていました。普段は小さな虫でも怖がる娘ですが、怖がることもなく「森での遊びが一番楽しかった」と教えてくれました。

保育園留学最終日には、遠足にも参加をさせてもらいました。幼稚園バスで、アポイ岳にある公園に行き、初めての川遊び体験。「水が冷たくて、すべりそうになったよ」と帰ってきてから、教えてくれました。

園では連絡帳がないため、1日の活動は先生方から口頭で教えていただきました。できるだけ詳しく様子を聞きたかったので、担任の先生がいらっしゃる時間までに迎えに行くようにしていました。

最終日のお迎えの時間は、とても名残惜しそうに、なかなか帰りたがらず、先生やお友達に何度も声をかけたり、園を出たり入ったりしていました。娘の中で、お別れの気持ちを少しずつ整理しながら、一歩踏み出している様子に、またひとつ成長を感じました。

宿のこと

宿泊したのは短期移住者向けの戸建住宅。夏も涼しい地域ということでクーラーがなく、最初は暑さに慣れるのが大変でしたが、外は涼しく、窓を開けると爽やかな風が入ってきて、自然の中で過ごす贅沢な時間を堪能しました。

滞在中は、宿のオーナーや役場の方が不便はないかと頻繁に声をかけてくださり、とても心強かったです。二女が体調を崩した際に、夜間にも関わらず親身になって小児科を教えてくださったり、仕事用のモニターを貸し出ししてくださったり、観光に誘ってくれたりと、温かく迎えてくださいました。

同じ時期に保育園留学に参加されていたご家族とも仲良くなり、子ども同士、日が暮れるまで遊び、お互いの住宅を行き来する仲になれ、充実した滞在となりました。

最終日の夕方、みんなで浦河町のきれいな夕焼け空をみてお別れしたのが、とても思い出に残ってますね。

暮らしのこと

浦河町は国内でも有数のサラブレッドの生産地ということもあり、町でたくさんの馬に出会うことができます。娘は毎朝幼稚園に通う前に、馬に餌をあげに行くことが日課になりました。最初は怖がっていた餌やりも、最終日には自ら進んで餌やりができるようになったんですよ。

それが、AERUという馬と触れ合える施設なのですが、そこで曳き馬体験を案内してくれた方と同郷であることが分かり、移住の経緯や浦河町での暮らしのことを快く教えてくださいました。
後日、その方が経営されている飲食店にもお伺いし、また浦河町に帰ってきたいと思える出会いのひとつになりました。
いよいよ浦河町とのお別れの日、苺刈りやポニーの乗馬も体験し、最後まで有意義な時間を過ごすことができました。

最後に

保育園留学を通して、娘に大自然を体感してほしい、新たな出会いや別れを大切にしてほしいと願っていましたが、浦河町の滞在でどちらも十分に叶えることができました。

普段の旅行とは異なり、慣れない土地で暮らすことの不便さや不安もありましたが、そのおかげで人の温かさに何度も触れたり、家族の絆が深まるきっかけにもなりました。

また会いたい人にたくさん出会えた保育園留学。
今度は違う季節に再訪し、町の新たな一面を子どもたちと感じたいです。

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